黒糖焼酎奄美の杜 25度

奄美地方では「セエ」と呼ばれ、お酒といえば黒糖焼酎をさす程、愛されている焼酎が黒糖焼酎です。
あなたは、黒糖焼酎の由来をご存知ですか?
焼酎は約500年前に、シャムから沖縄に伝えられ、その後、奄美諸島に伝来し、製法技術に改良工夫を重ねて、現在の本格黒糖焼酎が生まれました。
戦後に奄美諸島が、アメリカから返還されたときに、奄美の主要農産物である黒糖を使って焼酎を製造していた実績が評価されて、黒糖を原料にした酒類製造は酒税法で奄美諸島だけに認められたそうです。
地元で「セエ」と呼ばれる黒糖焼酎は、旧暦10月ころから仕込みが始まります。
この時期になると、島全体が甘い香りに包まれ、「今年もよいセエができますように」と祈りと期待を込めて、この季節を温かく迎えます。
黒糖焼酎には、ショ糖・ブドウ糖・果糖などの糖類と、カルシウム・カリウム・ビタミンB・ミネラルなどが豊富に含まれており、健康によいといわれ、体力の維持増進・抗ストレス性・虫歯の減少効果などが認められています。
また、長寿にも効果があることでも知られており、奄美の人が長生きなのは黒糖焼酎を飲んでいるからといわれています。
黒糖焼酎の飲み方は、お湯割り・オンザロック・カクテルなど色々楽しめます。
お湯で割っても風味や香りはそのまま楽しめますし、ロックで飲むときりっとした口当たりで本物の風味がストレートに味わえます。